B-9 ボランティア


もう「やらされ……」じゃない!

ボランティアコーディネーション力で、「やって良かった!」に

*「ボランティア」の意味について改めて考えてみたいコーディネーター

*自身のコーディネートの振り返りをしたいコーディネーター

*ボランティアで市民社会をめざしているコーディネーター

定員 30名

 『町内会が消える?〜どうする 地域のつながり』が NHK「クローズアップ現代」で放送されたり、「PTA なんていらない!」という発信にSNSで賛同が広がったり、かと思えば「我が事・丸ごと」とさらなる期待もされる...。これまで賛否ありつつも地域の基盤となってきた組織が大きく揺れています。

 

 いずれも「やらされ感」の強い組織であり、その変革にはボランティアコーディネーション力が大切!と説く西川正さん(住民の「お客様化」の問題に深く切り込んだ『あそびの生まれる場所』の著者)と、意欲を高めるツボを “ゆる〜く” 深掘りします。

 

講師
西川 正さん

 

(特定非営利活動法人ハンズオン!埼玉 常務理事、認定特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会 理事)

 

学童指導員、出版社などを経て、2005年、ハンズオン埼玉を設立。「おとうさんのヤキイモタイム」キャンペーンや東北福島から埼玉の避難者に向けた月刊誌『福玉便り』の創刊など、協働・市民参加型のまちづくりのプロデュースに関わる。 地元では、PTA、民生委員、自治会、学童保育などにかかわり地縁と志縁の間を行き来きしつつ、様々な提案と実践を重ねる。大妻女子大学等で非常勤講師。NPO法人あげお学童クラブの会理事、等。日本コミュニティ七輪学会会長。著書に『あそびの生まれる場所「お客様」時代の公共マネジメント』他。

コーディネーター

早瀬 昇さん

 

社会福祉法人大阪ボランティア協会 常務理事/認定特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会 副代表理事

 

大阪ボランティア協会常務理事。1955年、大阪府生まれ。大学で電子工学科を専攻するも、交通遺児家族支援、地下鉄のバリアフリー化などの活動に参加。大学卒業後、フランス、ベルギーの障害者グループホームでケアワーカーを経験後、1978年に大阪ボランティア協会に就職。91年から2010年まで事務局長。2012年~18年6月まで日本NPOセンター代表理事も務める。「市民の参加の力」で社会問題を自治的に解決する環境整備をライフワークとし、現在、日本ファンドレイジング協会と日本ボランティアコーディネーター協会の副代表理事なども務める。著書に『「参加の力」で創る共生社会』など。大の阪神タイガースファン。赤ワイン党。


☺[担当]池田英郎(塔南の園児童館)