B-8 評価


「評価」の視点から日々の実践を解剖する

私たちは何を目指し、その達成度をどう測るか?

*中間支援組織、大学ボランティアセンター、社会福祉協議会など“つなぎ役”としてのボランティア

コーディネーションの実践者や「評価」を考えたい方

定員 30名

  休眠預金等活用法をはじめ、お金の流れが変わりつつある昨今、助成などでの審査基準として「社会的インパクト評価」の導入が計画されています。活動の「アウトプット」(結果)だけでなく、「アウトカム」(成果)や「インパクト」(社会的変化)も評価しようという動きです。人々の参加による意識 や協働関係の変化を生み出すボランティアコーディネーションにとっても、取り組みによる成果や変化が今以上に問われ出すかもしれません。コーディネーターとして、活動の成果を測る/示す「評価」のあり方を、現場の実践に即して考えます。 

 

講師
津富 宏さん

 

静岡県立大学国際関係学部教授 

 NPO法人青少年就労支援ネットワーク理事長。一般社団法人静岡学習支援ネットワーク代表理事。前職の少年院の教官在職中にアメリカに留学し、評価研究に出会う。人の変化を支援するための介入研究の知見を、少年院や就労支援の現場に生かすことに取り組んできた。また、評価における因果性の確定を専門とし、日本評価学会が主催する評価士研修では「インパクト評価」を担当している。最近は、休眠預金活用において社会的インパクト評価のあり方、行政におけるエビデンス活用(EBPM)などの議論に参加している。


☺[担当]三木俊和(まちしごと総合研究所)/椋木美緒(大阪ボランティア協会)