B-3 防災


防災からはじめるまちづくり

「みんなの参加」を促すコーディネーション

*防災減災に関心のあるコーディネーター

 

定員 30名

 地震、大雨、台風...。今年度も全国各地で様々な災害が発生しました。今後も大きな災害の発生が予想される中、それらに立ち向かうための備えについて、不安を感じておられる方が多いのではないのでしょうか。つながりの希薄化が進んでいると言われる中、外国人、障害を持った方、高齢者等、ともすれば、まちのつながりから切り離されてしまう人々は、災害発生時には大変「しんどい状況」に置かれてしまいます。

 この分科会では、まちの多様な存在をしんどい状況に追いやることが無いように、ひいてはみんなが暮らしやすいまちづくりを進めるコーディネーションについて考えます。 

 

講師

横田能洋さん

 

認定特定非営利活動法人茨城NPOセンター・コモンズ 代表理事

 

1967年生まれ。学生サークルで施設訪問や手話などのボランティア活動に関わり、学外の障がい者団体の活動にも参加。1991年に社団法人茨城県経営者協会に就職。企業の社会貢献の推進業務などを担当する中で、海外のNPO制度の存在を知り研究を始める。1998年に茨城NPOセンター・コモンズを設立。同年経営者協会を退職しコモンズの常務理事・事務局長となる。2015年7月より代表理事に就任。NPOの運営相談、若者、外国人、生活困窮者の相談や就労支援に関する仕事を続けている。2015年の常総市の水害後は助け合いセンターjuntos(ジュントス)も運営している。

講師

ハッカライネン ニーナさん

 

外国人女性の会パルヨン 代表理事

 

フィンランド出身。1992 年に来日。成蹊大学及び東京大学大学院に留学,ヘルシンキ大学大学院修了。日本企業勤務,語学学校校長,大学教員などを経て,2007 年に,京都に暮らす外国人女性のサポートを目的に「外国人女性の会パルヨン」を設立。外国人市民の視点を活かした生活ガイドブックの作成や,防災対策,京都マナー、「やさしい日本語」などに関する講座を開催している。2018年に日本人向けのガイドブック「となりの外国人とのおつきあい」を作成。2016 年に,京都市より「未来の京都まちづくり推進表彰」、2018年に、「地域力アップ推進事業者等表彰」を受賞。


☺[担当]木林愛美(京都市国際交流協会)/杉浦健(共働プラットホーム)/西誠(佛教大学)