文化施設が豊かになる“5つ”のこと
文化施設のボランティアコーディネーションも大変ですよ!
*文化施設(博物館・美術館・図書館等)でボランティアの受け入れを担当しているコーディネーター
*ボランティアの受け入れをしている、あるいは検討している公共施設の管理職
定員 30名
博物館や美術館・図書館といった文化施設でボランティアの導入が進んでいます。しかし、文化施設は、ボランティアが最大限の力を発揮しやすい場になっているのでしょうか。
「単純作業をお願いするだけでいいのだろうか...。」
「ボランティアが自由すぎて困っている...。」
そんな悩みを共有しながら、改めて文化施設におけるボランティアコーディネートを一緒に考えてみましょう。
コーディネーター
山口洋典さん
立命館大学共通教育推進機構 准教授
1975年静岡県磐田市生。立命館大学在学中に、阪神・淡路大震災を経験。震災のボランティア活動を通じてNPOの活動に関わり始める。その後、財団法人大学コンソーシアム京都、大阪・應典院の主幹、同志社大学大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション研究コース教員などを経て、2011年より現職。サービスラーニングセンター副センター長を務めた他、立命館災害復興支援室の設立に携わり、東日本大震災の支援に取り組んだ。2017年よりオールボー大学人文科学部コミュニケーション・心理学科の客員研究員としてデンマーク王国に滞在。
事例発表者
乾 聰一郎さん
奈良県立図書情報館図書・公文書課 課長/ビブリオバトル部担当
1962年、大阪生まれ。1999年より奈良県教育委員会事務局生涯学習課で、新県立図書館(現奈良県立図書情報館)の
建設準備に携わり、資料のデータベース構築、資料整備、公文書館機能の構築、関係法務の整備、国際交流をはじめと
するさまざまな交流機能の構築等、主としてソフト面の整備を担当する。2005年11月に奈良県立図書情報館開館。開館
前後は、開館記念事業の企画・準備・運営に携わる。これまで企画展示やフォーラム、コンサート等のイベントなどの
主催事業や、文化機関、外国機関、企業、団体等との連携事業の企画・立案・運営をはじめ、館に集まり自主的な活動
で館からの情報発信を行う緩やかなコミュニティとのコラボなどを通じた情報発信事業に取り組んできた。
2017年より現職。
http://www.library.pref.nara.jp/
事例発表者
西澤真樹子さん
認定特定非営利活動法人大阪自然史センター/なにわホネホネ団 団長
2003年「なにわホネホネ団」を結成、大阪市立自然史博物館を拠点に、6才から70代までの団員約400名とともに哺乳類と鳥類の標本づくりをおこなう。2011年より東北沿岸の自然系施設と博物館の再開支援をライフワークとする。認定NPO法人大阪自然史センター教育普及事業・東北支援事業担当、大阪市立自然史博物館外来研究員、同友の会評議員、きしわだ自然資料館専門員。好きなものは自転車とお酒と猫と本。
監修
『ホネホネたんけんたい』のシリーズ(アリス館)
分担執筆
『標本の作り方ー自然を記録に残そうー』(東海大学出版会)
イラストの仕事
『ヤモリの指から不思議なテープ』(アリス館)
『さくら猫と生きる』(ポプラ社)
『ダニのはなし』(朝倉書店)
『アメーバのはなし』(朝倉書店)
『フライドチキンの恐竜学』(ソフトバンククリエイティブ)など
ツイッター #makkotwitt
フェイスブック facebook.com/makiko.nishizawa.10
なにわホネホネ団公式ウェブサイト www.geocities.jp/naniwahone/
大阪市立自然史博物館 www.mus-nh.city.osaka.jp/
事例発表者
谷 竜一さん
公益財団法人京都市芸術文化協会/京都芸術センター アートコーディネーター
1984年、福井県生。山口大学教育学部総合文化教育課程文芸・芸能コース卒。東京藝術大学大学院芸術環境創造領域修士課程修了。大学在学中に山口情報芸術センターのサポートスタッフとして活動したことをきっかけに、深澤孝史「とくいの銀行」、犬飼博士ら「未来の運動会プロジェクト」、野村誠「千住だじゃれ音楽祭『千住の1010人』」など、市民と芸術家が協同するプロジェクトに数多くかかわる。2016年より京都芸術センターアートコーディネーター。ボランティア・スタッフのマネジメントのほか、演劇・ダンスを中心に幅広い領域の企画運営に携わる。詩人、演劇作家としても活動している。
☺[担当]岡本卓也(まちとしごと総合研究所)/竹内香織(京都市芸術文化協会)
吉田隆真/笠井咲希(京都市環境保全活動推進協会)