子どもを真ん中においた地域のレシピ
子ども支援活動における「まなざし」をひとつにするコーディネートの秘訣
*子ども支援の現場でボランティアコーディネートに従事している方
*子どもの居場所づくり、学習支援等、実際に地域で活動されている方
定員 30名
子ども支援への関心が高まるにつれ、ボランティアとして多くの人が活動に関わるようになりました。そうした中、私たち大人は、子どもたちが本当に必要とする環境(機会・場)を生み出せているのか見つめ直す必要があります。
この環境を生み出す要因のひとつは、関係性のあり方。地域の中の、活動の中の、子どもと大人、大人と大人の関係性へアプローチし、よりよい環境を子どもたちと共につくるために、皆さんの日頃感じておられる課題を共有しながら、子ども支援活動のコーディネートを一緒に考え、共に前に進む機会にしたいと思います。
講師
村井琢哉さん
特定非営利活動法人山科醍醐こどものひろば 理事長
関西学院大学人間福祉研究科修了 社会福祉士。
2013年5月より当法人理事長に就任。子ども時代よりこの活動に参加。高校生からはキャンプリーダー、運営スタッフを経験。ボランティアの受け入れの仕組みの構築等も行う。子どもの貧困に対する実践を中心に年間約70カ所で啓発活動や各地の活動のサポートとして講演も行なう。公益財団法人あすのば副代表、京都子どもセンター理事。京都府子どもの貧困対策検討会委員や大学非常勤講師なども務める。政府の『子供の未来応援国民運動』の発起人。
主な著書(共著。ともにかもがわ出版)
『まちの子どもソーシャルワーク』(2018)
『子どもたちとつくる貧困とひっとりぼっちのないまち』(2013)
コーディネーター
木村友香理さん
コミュニティ・スペースsacula 代表
立命館大学応用人間科学研究科修士課程。社会福祉士。
児童館勤務や子ども若者の貧困・居場所活動に取り組むNPO法人の勤務を経験し、京都市内にて子ども食堂やフリースペースなどの子ども若者・地域の居場所づくりを展開する「コミュニティ・スペースsacula」を設立。京都市スクールソーシャルワーカー。通信制高校サポート校講師。
☺[担当]松陰律(京都市ユースサービス協会)/村上弘(SOWERS)