B-2 若者


若者の心に火をつける!

社会問題を自分ごとに変えるコーディネーションを考える

*学生のボランティアや社会的な活動を支援している人

*学生を主体的な担い手として受け入れたい団体・地域・行政などの人

定員 30名

  さまざまな団体が若者を対象としたプログラムを展開する中で、現代の若者が社会問題にふれる機会は増加しています。その一方、トレンドやブームとして社会的に注目されているテーマには若者は集まりやすい傾向がありますが、長いスパンで関わり続ける持続的・継続的な取組は成立しづらくなっています。

 本分科会では、社会問題を「自分ごと」と捉え、長期的な視点で活動に取り組んでいる「活動に “ハマった” 若者」のリアルな声をみんなで紐解きながら、コーディネーターが若者の心に火をつける関わり方や視点などを考えます。

 

講師・コーディネーター

川中大輔さん

 

シチズンシップ共育企画 代表/龍谷大学社会学部講師

 

1980年、神戸生まれ。関西学院大学社会学部卒、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了。1998年から野外教育や不登校児童支援、環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。現在、同代表。「社会をつくること」と「学ぶこと」の両方のおもしろさが実感できる「学びのデザイン」に関心を寄せ、全国各地で市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを担当している。尼崎市などで行政等と協働して中高生の社会参加プログラムを提供。2017年より龍谷大学社会学部専任教員。現在は他に日本シティズンシップ教育フォーラム運営委員・事務局長、NPO法人神戸まちづくり研究所理事なども務める。

事例発表者

小嶋あかりさん

 

京都女子高校3年生

 

高校1年時に京都市ユースサービス協会主催のユースシンポジウム2016の実行委員を務める。その後、ユースサービス協会の広報誌の高校生ページの編集に携わる。2018年度からは京都ユースカウンシル設立準備会のメンバーとして、イベントの企画や設立に向けた準備を行なっている。

事例発表者

松本瑞季さん

 

京都産業大学2年生/みらい発信局おむすび静原応援隊(代表)

 

京都市左京区静原を元気にすべく活動している「みらい発信局おむすび静原応援隊」に所属し活動している。主な活動は、静原にある自分たちの農園で野菜を作ることである。ここで作った野菜は、学内や、店舗の店先に置かせてもらい、販売活動を行っている。売り上げは活動資金とし、静原を活性化させるために役立てている。


事例発表者

長澤敦士さん

 

龍谷大学4年生

 

「子ども・若者の貧困」を自分ごとと捉え活動と研究をしている。大学1回生の時から京都市内で学習支援のボランティアをしている。現在は、京都市の向島地域での若者の居場所づくりの運営にも関わっている。

事例発表者

田中巴実さん

 

立命館大学3年生

 

1回生の夏に熊本地震の災害ボランティアへ行ったことをきっかけに、災害で被害を受けた地域を訪れるようになる。中越地震の新潟県小千谷市、東日本大震災の岩手県大船渡市、福島県でまちづくりやお祭りのサポートなど様々な活動を行い、現地の方達から多くの事を学ぶ。

事例発表者

福島紘一さん

 

立命館大学2年生/立命館大学AVA(地域事業部 部長)

 

「立命館大学AVA(Athlete Volunteer Association)」に所属し、活動している。AVAは、大学スポーツの振興発展のために、学内、学外、地域、広報の4つの部署からアプローチしている。中でも地域事業部は「地域と相思相愛になる」のミッションステートメントの達成に向けて、中心として活動している。グラウンドを置かせていだいている地域の清掃や、祭り、その他行事に参加している。


事例発表者

原航広さん

 

神戸大学4年生/スターダスト河内

 

「スターダスト河内」という盆踊りのチームと天の川・日本遺産PJという団体に所属し、伝統文化の継承と地域活性化を目的として活動している。地元枚方・交野には沢山の魅力があり、それを横の世代にも縦の世代にも発信・共有することで、シビックプライドが創生されると考えている。


☺[担当]井上泰夫(京都産業大学ボランティアセンター)/高橋あゆみ(同志社大学ボランティア支援室)