A-6 災害・若者


若者力!

今こそ、枠を越えた災害ボランティアをコーディネートしよう!

「いまどき」の学生たちによる自発的な被災地支援活動

*災害支援ボランティアに関心のある大学教職員、学生、支援団体、社協職員

定員 30名

 多発する自然災害に際し、大学の枠を越えて災害現場に赴く大学生の姿も多い。今、若者たちはどのような思いで被災地に足を運ぶのか?大学やさまざまなセクターはどのようなバックアップができるのか?若者の前に立ち塞がる壁とは何か?

 継続して被災地支援を行っている大学や団体、インターカレッジ型の災害ボランティアチームを紹介しながら、さまざまな学生の自発的活動を検証。

 若者と大人たちが同じテーブルを囲み、今後も起こり得る災害の現場でも「若者力」を生かすボランティアコーディネーションについて論じ合いましょう!

 

事例発表者

山口由美子さん

 

学校法人西南学院 総務部キリスト教活動支援課 ボランティアセンター事務室 副課長

 

1968年福岡県出身。日本大学商学部卒業。高校卒業後、学校法人西南学院に就職。働きながら、通信教育で学士取得。西南学院では、人事課、大学図書館、宗教部で勤務。宗教部の時に、東日本大震災が発災し、学生たちを東北に送り出して活動する中、2012年7月に大学ボランティアセンターを開設して担当となり、現在に至る。ボランティアや福祉の知識も経験もつながりもない状態で担当となり、多くの方々にご支援いただき、歩み続けている。九州北部豪雨災害では、NPOや他大学、行政と協議体を作り、助成金を受け、全国の大学生たちの無料宿泊拠点及び情報共有・情報発信の場である「うきはベース」を運営した。1年半で約100大学等、延べ約1900名の学生たちを受け入れ、現在も継続して活動している。ボランティアコーディネーション力検定1級合格、防災士取得。

事例発表者

鬼本英太郎さん

 

ひょうごボランタリープラザ 所長代理

 

兵庫県に勤務し、県復興推進課長、県民生活課長、淡路県民局副局長を経て、現在兵庫県社会福祉協議会にて現職。阪神・淡路大震災当時は県災害対策本部要員。長年、地域づくり活動や生涯学習、震災復興支援に携わる。現在、NPOセクター全般や災害ボランティア・東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨災害等被災地を支援。(非)震災リゲイン理事。日本NPO学会。共著「地域×クリエイティブ×仕事:淡路島発ローカルをデザインする」(2016年)、「震災ボランティア入門」(2018年) 執筆。

事例発表者

宮崎猛志さん

 

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会(IVUSA) 理事・危機対策研究所長

 

北海道南西沖地震以降の国内、国外の災害現場において救援・復旧・復興活動を行う。今夏のH30年7月豪雨災害までに、33都道府県86市区町村、計220回の活動を行い、延べ12,251人の若い力で被災地での家屋の片づけや泥の撤去、避難所支援などを実施。 平時には、地域防災や危機対応に関する講演やワークショップの運営、応急救命講習の普及に努めている。国士舘大学防災・救急救助総合研究所非常勤研究員、世田谷区防災会議専門部会員、せたがや防災NPOアクション代表、その他災害VC運営委員等。


コーディネーター

杉浦健さん

 

共働プラットホーム代表・ボランティアコーディネーター

 

元関西学院ヒューマンサービスセンター・ボランティアコーディネーター。日本ボランティアコーディネーター協会運営委員。市民活動総合情報誌『ウォロ』編集委員。

2011年より共働プラットホームを主宰、東日本大震災の災害支援ボランティアに、学生と共に深く関わる。現在はコーディネーションのほかに、大学等で防災・復興やまちづくり、「共働のデザイン」をテーマに講演活動も行っている。好きな言葉は「“やりたい”が“できる”」ボランティアコーディネーション力検定1級。


☺[担当]椎名保友(日常生活支援ネットワーク)